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曽我物語 流布本_書影

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曽我物語 流布本

書名かな そがものがたり るふぼん
著者(編者)名 小井土 守敏 編
著者(編者)名かな こいど もりとし
ISBNコード 978-4-8386-0658-0
本体価格 2,300円
税込価格 2,530円
判型 A5変型判並製カバー装
頁数 496頁
刊行日 2022年9月30日
在庫 有り
敵討ちのために綺羅星のごとく駆け抜けた兄弟の物語

幼くして父を失った兄弟が、18年間の苦節の末にその敵討ちを遂げた顛末を描く『曽我物語』。先人に最も広く読まれた流布本を底本とし、すべての所載挿絵とともに、読みやすい校訂本文にしてここに復活。人物相関図・年表・地図等の資料も充実。
【目次】
凡例
曽我物語 巻第一目録
 神代の始まりの事
 惟喬・惟仁の位争ひの事
 伊東を調伏する事
 同じく伊東が死する事
 伊東次郎と祐経が争論の事
 頼朝、伊東の館にまします事
 大見小藤太・八幡三郎が伊東を狙ひし事
 杵臼・程嬰が事
 奥野の狩座の事
 同じく酒盛の事
 同じく相撲の事
 費長房が事
 河津三郎が討たれし事
 伊東が出家の事
 御坊が生まるる事
 女房、曽我へ移りし事

曽我物語 巻第二目録
 大見・八幡を討つ事
 泰山府君の事
 頼朝、伊東におはせし事
 若君の御事
 王昭君が事
 玄宗皇帝の事
 頼朝、伊東を出で給ひし事
 頼朝、北条へ入り給ふ事
 時政が女の事
 橘の事
 兼隆を聟に取る事
 牽牛・織女の事
 盛長が夢見の事
 景信が夢合はせの事
 酒の事
 頼朝謀叛の事
 兼隆が討たるる事
 頼朝七騎落ちの事
 伊東が斬らるる事
 奈良の勤操僧正の事
 祐清、京へ上る事
 鎌倉の家の事
 八幡大菩薩の事
 
曽我物語 巻第三目録
 九月十三夜、名有る月に、一万・箱王、
 庭に出でて父の事を歎きし事
 兄弟を母の制せし事
 源太、曽我へ兄弟召しの御使ひに行く事
 母、歎きし事
 祐信、兄弟を連れて、鎌倉へ行く事
 兄弟を梶原請ひ申さるる事
 由比の汀へ引き出だされし事
 人々、君へ参りて、請ひ申さるる事
 畠山重忠、請ひ許さるる事
 臣下張子が事にて兄弟   助かりし事
 曽我へ連れて帰り、喜びし事

曽我物語 巻第四目録
 十郎元服の事
 箱王、箱根へ登る事
 鎌倉殿、箱根御参詣の事
 箱王、祐経に会ひし事
 眉間尺が事
 箱王、曽我へ下りし事
 箱王が元服の事
 母の勘当蒙る事
 小次郎語らひ得ざる事
 大磯の虎思ひ初むる事
 平六兵衛が喧嘩の事
 三浦の片貝が事
 虎を具して、曽我へ行きし事

曽我物語 巻第五目録
 浅間の御狩の事
 五郎と源太と喧嘩の事
 和田より雑餉の事
 三原野の御狩の事
 那須野の御狩の事
 朝妻の狩座の事
 帝釈と阿修羅との戦ひの事
 三浦与一を頼みし事
 五郎、女に情けをかけし事
 巣父・許由が事
 貞女が事
 鴛鴦の剣羽の事
 五郎が情けかけし女、出家の事
 呉越の戦ひの事
 鶯と蛙の歌の事

曽我物語 巻第六目録
 十郎大磯へ行き、立ち聞きの事
 和田義盛、酒盛の事
 ふん女が事
 弁才天の御事
 朝比奈、虎が局へ迎ひに行きし事
 虎が盃、十郎に差しぬる事
 五郎、大磯へ行きし事
 朝比奈と五郎、力くらべの事
 曽我にて虎が名残惜しみし事
 山彦山にての事
 比叡山始まりの事
 仏性国の雨の事
 嵯峨の釈迦作り奉りし事

曽我物語 巻第七目録
 千草の花見し事
 小袖乞ひの事
 生滅婆羅門の事
 斑足王の事
 母の勘当   許さるる事
 李将軍が事
 三井寺の智興大師の事
 泣き不動の事
 鞠子川の事
 二宮太郎に会ひし事
 矢立の杉の事

曽我物語 巻第八目録
 箱根にて暇乞ひの事
 同じく別当に会ふ事
 太刀刀の由来の事
 三島にて笠懸射し事
 浮島原の事
 富士野の狩場への事
 源太と重保が鹿論の事
 燕の国旱魃の事
 仁田が猪に乗る事
 舟の始まりの事
 祐経を射んとせし事
 畠山、歌にて訪はれし事
 屋形廻りの事
 祐経が屋形へ行きし事
 屋形の次第、五郎に語る事

曽我物語 巻第九目録
 和田の屋形へ行きし事
 兄弟、屋形を替へし事
 曽我への文書きし事
 鬼王・道三郎帰りし事
 悉達太子の事
 兄弟、出で立つ事
 屋形屋形にて咎められし事
 波斯匿王の事
 祐経、屋形を替へし事
 祐経を討ちし事
 王藤内討ちし事
 祐経に止め刺す事
 十番斬りの事
 十郎が討ち死にの事
 五郎、召し捕らるる事

曽我物語 巻第十目録
 五郎、御前へ召し出だされ、聞こし召し
 問はるる事
 犬房が事
 五郎が斬らるる事
 伊豆次郎が流されし事
 鬼王・道三郎が曽我へ帰りし事
 同じくかの者共、遁世の事
 曽我にて追善の事
 禅師法師が自害の事
 京小次郎が死する事
 三浦与一が出家の事

曽我物語 巻第十一目録
 虎、曽我へ来たりし事
 母と虎、箱根へ登りし事
 鬼の子取らるる事
 箱根にて仏事の事
 貧女が一灯の事
 菅丞相の御事
 兄弟、神に斎はるる事

曽我物語 巻第十二目録
 虎、箱根にて暇乞ひして、行き別れし事
 井出の屋形の跡見し事
 手越の少将に会ひし事
 少将出家の事
 虎と少将と、法然に会ひ奉りし事
 虎、大磯に取り籠もりし事
 母と二宮の姉、大磯へ尋ね行きし事
 虎出で会ひて呼び入れし事
 少将法門の事
 母、二宮と、行き別れし事
資料
 曽我物語人物相関図
 曽我物語年表
 曽我物語地図
 装束(直垂・狩装束)
 馬具(大和鞍)
 諸本記事対照表
解説 『曽我物語』のおもしろさを今ふたたび


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